セミナー@ヴォラーレ(キーワード選定編)
SEO概要
一般的な検索の特性
検索経由で直接トップページにたどり着くことは少ない。 → Amazon やWikipedia であってもトップページを覚えている人は少ないように、 有名サイトであってもトップページからの流入はレアケース。
知りたいことが具体的になるほど、複雑な検索(3 ~ 5語の組み合わせ)を行う。 → より複雑なキーワードの組み合わせで流入したユーザーに対応できれば、 1 ~ 2語の検索で流入したユーザーに対応できた場合よりも ユーザーニーズを満たすことができる可能性が高い。 (流入したユーザーが、CV等に将来的に貢献してくれる可能性が高い)
1日 1回しか検索されないキーワードが多数。 → yahoo検索では、1日 1回しか検索されないユニークキーワードは63%。 多くの検索トラフィックを得るには、より多様な検索に対応できなければならない。
キーワード選定〜最適化の王道プロセス
ユーザの検索ニーズの理解・把握
「買い手目線」のキーワードを使用する → 同じものを指す言葉でも、売り手が使う言葉と買い手が使う言葉は異なる。 ex. 売り手:評価, 買い手:評判 会社目線の言葉や業界・社内方言など、顧客が知らない言葉をキーワードに選んでしまっては 検索されることがなくなってしまうので、 買い手が実際に検索窓に打ち込むキーワードは何かを想定する。
状況によって異なる色々な検索パターンを押さえる ex. 「沖縄旅行」 「沖縄 ダイビング 資格 短期」 「沖縄旅行 2人 3泊4日」 「沖縄 カップル ホテル」
各検索シーンを押さえた組み合わせの方が、ユーザーニーズにパチっとはまるため、 1つ1つの検索母数は少ないものの売上につながる可能性は高い。 重要なのは、各検索シーンを押さえたコンテンツを用意できていること。 例えば、 「沖縄旅行 ホテル」のみに対応したコンテンツしかなく、 「沖縄 カップル ホテル」に対応したコンテンツ(ex. http://hotel.okitour.net/special/couple/)を用意できていなければ、 「沖縄 カップル ホテル」で検索してきたユーザーを、 「沖縄 カップル ホテル」に対応したコンテンツを用意している他サイトにもっていかれる可能性が高い。
関連キーワードと検索ボリュームの調査
- 主キーワードが ・検索回数が少ない(今後認知される可能性は高いが、まだ認知されていない) ・短期間での上位表示が極めて難しい(既に認知されていて、自サイトは後発組) → 主キーワードにこだわらず、とにかくキーワードの幅を広げていく。
※ キーワードの開拓方法としては、リスティング広告のキーワードデータ, 検索・関連キーワード調査ツール(Google Adwordsなど)を使う。 (googleの検索結果ページ下部の「関連するキーワード」欄, QAサイトで閲覧数の多い質問)
検索流入口となるコンテンツの設計
そのカテゴリでは、「どんな検索の仕方をしても大概何でもひっかかる」状況を作る。